こんにちは、ぴぐです。
ご訪問ありがとうございます。
花粉症は春!というイメージが強いですが、秋にもイネ科やキク科の花粉が飛んでいます。
花粉が飛ぶ時期の地域差を考えると、1年中どこかで花粉が飛んでいるということですよね。
鼻がムズムズする……。
頭がボーッとしてやる気が出ない……。
花粉症は鼻水や鼻詰まり、頭痛や倦怠感などさまざまな症状が出ます。
症状が重なり、日常生活に支障が出る方も多いのではないでしょうか。
病院に通ったり、市販薬で症状を軽減させたりという方法が一般的ですが、アロマテラピーで花粉症対策!という手もあります。
少しでも症状が楽になるようにアロマの力を借りてみましょう。
今回は、花粉症対策におすすめなエッセンシャルオイルを7種類紹介します。
また、おすすめのブレンドレシピも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
花粉症対策におすすめ!エッセンシャルオイル7選!
花粉症が辛いときに、ぜひ取り入れてほしいエッセンシャルオイルを7種類紹介しますね。
お気に入りを見つけてもらえると、嬉しいです。
ユーカリ・ラジアータ:スーッと染み渡るような香り
・科名:フトモモ科
・抽出部位:乾燥した葉
・作用:神経強壮・抗炎症・抗カタル・抗菌・免疫強化など
・相性のいいオイル:ラベンダー・ローズマリー・ラベンサラなど
・禁忌・注意:妊娠初期は使用を控える。妊娠中期・後期も十分な注意が必要。また、敏感肌の人も注意が必要
呼吸器系に優れた作用を発揮する、ユーカリ・ラジアータ。
特に、鼻や喉などの上気道の症状緩和に役立ちます。
花粉症で体調が優れないときに使用することで、心身の活力を取り戻せますよ。
1本持っておくと安心の、エッセンシャルオイルです。
スペアミント:清涼感の中にも甘さを感じる香り
・科名:シソ科
・抽出部位:花の咲いた先端部分・葉
・作用:去痰・抗カタル・抗菌・消化促進など
・相性のいいオイル:オレンジ・ラベンダー・レモンバーベナなど
・禁忌・注意:妊娠中の方や幼児は少量ずつ使用し、連用しないこと
歯磨き粉やキャンディーなどのフレーバーとして、使用されることが多いスペアミント。
ペパーミントよりも穏やかで、甘さを感じる香りが特徴です。
皮膚への刺激も、ペパーミントよりも穏やかですよ。
鼻がムズムズしたり、喉がイガイガしたりするときは、蒸気吸入が効果的!
ティートゥリー:シャープで爽やかな香り
・科名:フトモモ科
・抽出部位:葉
・作用:抗ウイルス・抗菌・免疫調整・強壮など
・相性のいいオイル:ユーカリ・レモン・ゼラニウム・ラベンサラなど
・禁忌・注意:刺激が強いので敏感肌の方は注意が必要。妊娠初期は使用を控える
ユーカリに似た、爽やかな香りのティートゥリー。
ウイルスやバクテリアなど、さまざまな雑菌に優れた効果を発揮します。
喉の痛みを感じるときや、どことなく体調が優れないときに、ティートゥリーを活用してみてください。
レモン:フレッシュな香り
・科名:ミカン科
・抽出部位:果皮
・作用:強壮・抗ウイルス・抗炎症・抗菌・殺菌消毒など
・相性のいいオイル:ローズマリー・ペパーミント・フランキンセンスなど
・禁忌・注意:光感作があるので、皮膚につけた場合は直射日光に当たらないこと
抗菌・殺菌作用に優れたレモン。
ティートゥリーやラベンダーなどと組み合わせることで、免疫系が刺激され、治癒力を高めます。
記憶力や集中力を高める効果も期待でき、朝に嗅ぐ香りとしてもおすすめ。
ラベンダー:酸味と甘みを足したような、優しい香り
・科名:シソ科
・抽出部位:花
・作用:抗炎症・抗菌作用・鎮痙・鎮静・自律神経調整など
・相性のいいオイル:ティートゥリー・レモン・ペパーミント・ラベンサラなど
・禁忌・注意:妊娠初期は使用を控える。低血圧の方は、眠気やだるさを引き起こす可能性があるので、注意する
アロマテラピーといえば、ラベンダーといっても過言ではないほど、万能なエッセンシャルオイルです。
鎮静や抗炎症の作用に優れており、花粉症で心身のバランスが崩れているときに、活用するのがおすすめ!
もちろん体調が悪いときだけに限らず、1日のゆったりタイムに芳香浴を楽しむのもいいですよね。
ラベンサラ:爽やかで軽い香り
・科名:クスノキ科
・抽出部位:葉
・作用:抗カタル・抗ウイルス・去痰・抗菌・免疫刺激など
・相性のいいオイル:ユーカリ・ティートゥリー・ラベンダーなど
・禁忌・注意:妊娠初期は使用を控える。妊娠中期・後期も十分な注意が必要
ユーカリに似た、爽やかな香りのラベンサラ。
抗ウイルス・抗菌作用に優れており、ラベンダーやティートゥリーとブレンドすることで、より効果的になります。
優れた作用がありながら、皮膚に優しいのも嬉しい点!
疲労軽減も期待できるので、アロマバスにしてゆっくり湯船に浸かるのもいいですね。
メイチャン:甘さのあるレモンの香り
・科名:クスノキ科
・抽出部位:果実
・作用:抗ウイルス・抗炎症・抗うつ・消化促進・鎮静など
・相性のいいオイル:イランイラン・ゼラニウム・ユーカリなど
・禁忌・注意:皮膚刺激があるので、使用は1%まで
かわいい名前の「メイチャン」
日本では「アオモジ」として知られています。
バニラのように甘いレモンの香りで心地よいので、ゼラニウムやユーカリなどとブレンドして、ディフューザーで拡散するのがおすすめ!
花粉症対策に!おすすめの取り入れ方とブレンドレシピ
花粉症で体調が悪いときに、積極的に取り入れてほしい方法と、おすすめのブレンドレシピを紹介します。
ハンカチやティッシュにエッセンシャルオイルを垂らす
1番シンプルな方法です。
いらないハンカチやティッシュに、ティートゥリーとレモンを1滴ずつ垂らしてください。
デスク周りやジャケットの胸ポケットなど、自分の鼻周りに近い場所に置いておくことで、スーッと鼻が通る感じが味わえます。
机に向かって仕事をすることが多い方は、アロマストーンを活用するのもおすすめ!
ふとしたときに香り、頭がスッキリしますよ。
最初は1滴からはじめ、状況に応じて数滴ほど垂らしてみてください。
ほのかにアロマの香りがして、癒し効果も抜群です。
ディフューザーを使って拡散する
リビングや寝室などではディフューザーを使って、エッセンシャルオイルの成分を拡散することをおすすめします。
室内の空気を浄化する作用があり、きれいでいい香りの酸素を吸い込むことができますよ。
マグカップや洗面器に、エッセンシャルオイルを垂らして吸入する
マグカップや洗面器に70度〜80度のお湯を入れて、お好みのエッセンシャルオイルを数滴垂らしてください。
エッセンシャルオイルの量は、マグカップの場合:1〜2滴、洗面器の場合:1〜4滴ほどが目安です。
上がってきた蒸気を吸入することで、鼻の粘膜や毛細血管に成分が作用し、花粉症のムズムズが楽になりますよ。
アロマスプレーを作る
外出先などでマスクにシュッとできる、アロマスプレーを作ってみてはいかがでしょうか。
・レモン:3滴
・ユーカリラジアータ:4滴
・ローズマリー:2滴
・無水エタノール:20ml
・精製水:30ml
・遮光ボトル
作り方は簡単!
無水エタノールにエッセンシャルオイルを入れて希釈し、精製水を加えてよく混ぜたら完成です!
マスクの外側に(肌に触れない側)、スプレーしてくださいね。
鼻や頭のスッキリ感が期待できます。
花粉症はアロマテラピーで対策!のまとめ
花粉症で辛いときにおすすめな、エッセンシャルオイルや活用法を紹介しました。
今回紹介したエッセンシャルオイルは、抗ウイルスや抗菌などに優れてるものばかり。
花粉症だけではなく、風邪気味のときや空気の乾燥による喉の不調時にも役立ちます。
エッセンシャルオイルの香りを嗅いで「いい香りだなぁ、気持ちがゆったりするなぁ」と感じるものが、今の自分に必要な成分なんですよね。
香りを文章で表現するのは難しいですが、少しでもイメージしてもらえると嬉しいです。
私自身、花粉症とは子どものころからの長い付き合い。
エッセンシャルオイルの力を借りながら、うまく乗り切ろうと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。