アロマ

アロマってどんな意味?アロマテラピーとは?今さら聞けない疑問を簡単に解説!

ぴぐ

こんにちは、ぴぐです。
ご訪問ありがとうございます。

「アロマで癒されましょう」「アロマテラピーでリラックス」など、さまざまな分野でアロマという言葉を耳にする機会が増えてきました。

とはいえ、そもそもアロマってなに?どんな意味?と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、アロマの意味をわかりやすく解説します。

また、アロマの中でもアロマテラピーにスポットを当てて、メカニズムや作用について紹介しますね。

アロマテラピーに興味がある人におすすめの、取り入れ方も紹介していますので、参考にしていただけると嬉しいです。

自己紹介

アロマとは?意味を解説

ピンクの花

アロマとは、芳香・香りという意味です。

また、芸術品などの気品・優れたおもむきという意味も含まれています。

つまり、アロマコーヒーは香り高いコーヒー、アロマオイルは香りのあるオイルということですね。

アロマテラピーとは?

アロマテラピー

では、アロマテラピーとはどんな意味なのでしょうか。

アロマ=芳香・香りでした。

テラピーとは、治療・療法を意味します。

つまり、香りを利用した芳香療法です。

具体的には、植物の香り(エッセンシャルオイル)を使用して、心身の不調を癒す芳香療法。

また、アロマセラピーと呼ぶこともあり、意味は同じです。

アロマテラピー:仏語読みを日本語表記したもの
アロマセラピー:英語読みを日本語表記したもの

ここでは呼び方をアロマテラピーに統一して、解説していきます。

アロマテラピーの働き

アロマテラピー

アロマテラピーでは3つの作用が期待でき、心身に働きかけをします。

アロマテラピーの3つの働き

①心に対する働き
②体に対する働き
③皮膚に対する働き

①心に対する働き

エッセンシャルオイルの香りを嗅ぐことで、気持ちがリラックスし、多幸感や情緒の安定が期待できます。

②体に対する働き

エッセンシャルオイルの成分には、免疫の強化や血流促進、体の各機能の働きを促進させる効果があります。

③皮膚に対する働き

エッセンシャルオイルの成分には、殺菌消毒作用が期待できるものがあり、ニキビや肌の不調緩和に役立ちます。

また、肌のトリートメントを行うことで血流が促進され、皮膚の新陳代謝の活性化につながります。

ぴぐ

好きな香りを嗅ぐことで、心身ともにいい効果が期待できるんですね!

アロマテラピーのメカニズム

アロマテラピー

なぜ、アロマテラピーを行うことで、心身に作用するのでしょうか。

それは、人間の中に原始的に備わっている嗅覚と触覚に作用しているからです。

嗅覚のメカニズム

人間をはじめとする動物にとって、嗅覚と触覚はとても大切なもの。

「これは食べられるのか?安全なのか?」などといった危険回避のために、なくてはならない感覚ですよね。

香りは嗅覚から脳へと伝わり、自分にとってポジティブなものかそうでないかを判別します。

下記に、嗅覚から脳へ伝わる経路をまとめてみました。

嗅覚から脳へと伝わる経路

①香りを嗅いだ際、鼻奥の上部にある嗅上皮粘膜に、香りの分子が付着する

嗅上皮粘膜には嗅毛という細胞の先端が露出しており、嗅毛に香り成分がとらえられる

嗅毛の刺激が電気信号に変換されて、嗅球(脳の一部)を通って大脳辺縁系の扁桃体や海馬に伝わる

ぴぐ

香りの刺激が脳に伝えられるまでの時間は、0.2秒以下なんだそう!

人間が普段の生活をしている中で、1週間に約2000種類以上の香りを嗅いでいるとの報告もあります。

わずかな時間で何の香りかを嗅ぎわけているので、香りとともに昔の思い出がよみがえることがあるんですね。

触覚のメカニズム

嗅覚と同じように、触覚も重要な感覚です。

あたたかいものや冷たいもの、やわらかいものなど、触ることで多くの情報を得ることができますよね。

手当てという言葉があるように、そっとあたたかい手を当ててもらうと、気持ちが安らいだことはありませんか。

優しく包まれるような感覚を味わうことで、心身ともに気持ちがほぐれていくものです。

アロマテラピー初心者さんにおすすめの取り入れ方

アロマオイル

アロマテラピーに興味はあるけれど、何からはじめたらいいかわからないという人のために、おすすめの取り入れ方を紹介します。

ティッシュやハンカチなどにエッセンシャルオイルを染み込ませる

エッセンシャルオイルが1つあれば、アロマテラピーを楽しむことができます。

不要なハンカチやティッシュに、お好みのエッセンシャルオイルを1滴染み込ませてください。

ベッドサイドやデスク周りに置いておくだけで、ほのかに香ります。

慣れてきたら、数滴染み込ませてもOK。

エッセンシャルオイルをはじめて購入する場合は、オレンジ・スイートやベルガモット、ラベンダーやペパーミントなどがおすすめです。

マグカップや洗面器にエッセンシャルオイルを入れる

マグカップや洗面器に熱いお湯を入れます。

お好みのエッセンシャルオイルを1〜2滴程度入れて、立ち上がる蒸気をゆっくり吸い込んでみてください。

このとき、目は閉じておいてくださいね。

ペパーミントやティートゥリーのオイルを使用すると、喉や鼻がスッキリします。

拭き掃除の際にエッセンシャルオイルを使用する

濡らした布巾や雑巾に、エッセンシャルオイルを1〜2滴垂らして掃除をする方法もおすすめです。

ペパーミントやレモン、ローズマリーなどのオイルを使用することで、消臭・抗菌効果が期待できますよ。

ぴぐ

いい香りで癒されながら、掃除できるといいですよね。

アロマ・アロマテラピーのまとめ

アロマオイル

今回は、アロマってなに?アロマテラピーってどんな意味?について紹介しました。

嗅覚や触覚を通して脳に伝わる感覚を活かした、アロマテラピー。

アロマテラピーは、特別な道具がなくても取り入れることができます。

ホッとする香り、やる気がみなぎる香り、それぞれの状況に応じたエッセンシャルオイルを見つけて楽しんでいけたらいいですよね。

まずは、好きな香りを見つけることからはじめてみてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。