こんにちは、ぴぐです。
ご訪問ありがとうございます。
空気が乾燥した季節に入りましたね。
ウイルスが活発化しやすくなり、体調管理に気をつけている方も多いのではないでしょうか。
健康のためには、バランスの取れた食事と、たっぷりの睡眠が大切!
今年は、エッセンシャルオイルの力も借りて健康を保ってみませんか。
今回は、さまざまなエッセンシャルオイルの中から「殺菌・抗菌」にスポットを当てて紹介します。
殺菌・抗菌作用に優れたエッセンシャルオイルは、風邪やウイルス対策に効果的。
普段アロマテラピーを取り入れていない方も、1本エッセンシャルオイルを持っておくだけで、お掃除やリフレッシュに大活躍です。
おすすめの使い方も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
殺菌・抗菌作用に優れたエッセンシャルオイル9選!
殺菌・抗菌に優れたエッセンシャルオイルは、数多くあります。
ここでは、比較的手に入りやすいものを9種類厳選しました。
参考文献:アロマテラピー精油事典 バーグ文子著
ヒバ:森林の香り
・科名:ヒノキ科
・抽出部位:木部・葉
・作用:抗炎症・抗菌・抗真菌・忌避など
・相性のいいオイル:レモン・ベルガモット・オレンジ・ラベンダーなど
・禁忌・注意:妊娠中・授乳中の方は使用を控える
殺菌作用に優れたヒノキチオールを多く含む、ヒバ。
サルモネラ菌や大腸菌などに対しての強い殺菌効果が証明されており、蚊やダニへの殺虫効果にも優れています。
日常の殺菌スプレーとして、積極的に取り入れたいエッセンシャルオイルですね。
ヒバはさまざまな可能性を秘めており、医療や食品・化粧品などへの利用も研究されているそうですよ。
ペパーミント:スーッとした清涼感のある香り
・科名:シソ科
・抽出部位:花の咲いた地上部分
・作用:抗炎症・健胃・抗ウイルス・殺菌など
・相性のいいオイル:ユーカリ・レモン・ティートゥリーなど
・禁忌・注意:妊娠中・授乳中の方、幼児、高血圧の方やてんかんの方は使用を控える
誰もが一度は嗅いだことのある清涼感のある香り、ペパーミント。
ミントガムやキャンディーでも馴染みがありますよね。
主成分はメントールで、リフレッシュ効果や殺菌、呼吸器障害の緩和に優れた効果が期待できます。
とはいえ、強い清涼感と刺激があるので、使用するときは少量がおすすめ。
また、妊娠中・授乳中の方や幼児は、使用をお控えください。
ジュニパーベリー:針葉樹を思わせる香り
・科名:ヒノキ科
・抽出部位:果実と葉
・作用:精神安定・抗感染・殺菌・抗炎症など
・相性のいいオイル:ラベンダー・ユーカリ・グレープフルーツなど
・禁忌・注意:敏感肌の方は刺激に注意。腎臓に疾患のある方や妊娠中の方は使用を避ける
深い森林にいるかのような、ウッディな香りです。
リラックスやデトックス効果に優れており、心身ともに浄化したいときにぴったり。
毒素を排出することで、健康な体づくりにも役立ちます。
ゼラニウム:ハーバルな薔薇の香り
・科名:フウロソウ科
・抽出部位:葉
・作用:鎮静・抗炎症・抗菌・強壮など
・相性のいいオイル:ペパーミント・ラベンダー・ベルガモットなど
・禁忌・注意:妊娠中の方は使用を控える
薔薇とミントを混ぜたような、濃厚な中にもハーバルさを感じる香り。
ホルモンバランスによる気分の落ち込みや感情の起伏などを、うまくサポートしてくれる作用があります。
無水エタノールとゼラニウムを混ぜて入浴する、アロマバスがおすすめ。
リラックス効果があるとともに、抗菌や抗炎症の作用も相まって、風邪予防としても効果的です。
個人的に大好きで、おすすめの香りです!
タイム:スパイシーな薬草の香り
・科名:シソ科
・抽出部位:花と葉
・作用:免疫強化・抗菌・抗ウイルス・抗感染・殺菌など
・相性のいいオイル:イランイラン・ゼラニウム・オレンジなど
・禁忌・注意:妊娠中の方、敏感肌の方は使用を控える
抗菌・抗ウイルス・殺菌など、寒い時期にはありがたい作用が盛り沢山のタイム。
また、神経強壮作用もあり、心身ともにエネルギーが満ちてくる感覚をもたらしてくれます。
風邪・ウイルス対策として、タイムのオイルをディフューザーで拡散してはいかがでしょうか。
花や柑橘系のエッセンシャルオイルと相性がいいので、ブレンドしてみてくださいね。
ティートゥリー:シャープで爽やかな香り
・科名:フトモモ科
・抽出部位:葉
・作用:抗ウイルス・抗菌・免疫調整・強壮など
・相性のいいオイル:ユーカリ・レモン・ゼラニウムなど
・禁忌・注意:刺激が強いので敏感肌の方は注意が必要。妊娠初期は使用を控える
どことなくユーカリに似た、爽やかな香り。
バクテリア・真菌・ウイルスなどの、広範囲の雑菌に優れた効果が期待できます。
空気が乾燥しているときや、喉がイガイガするときは、アロマバスがおすすめ。
免疫を調整してくれる作用もあり、慢性的な疲れやストレスの緩和にも効果的ですよ。
ベルガモット:ビターな柑橘系の香り
・科名:ミカン科
・抽出部位:果皮
・作用:抗ウイルス・抗うつ・抗感染・抗菌など
・相性のいいオイル:
・禁忌・注意:光感作があるので、皮膚につけた場合は直射日光に当たらないこと
アールグレイ紅茶の香りづけに使われていることで有名な、ベルガモット。
アールグレイは好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
私は大好きです。
柑橘系の中でも、甘さの少ないビターな香りです。
抗うつ作用があり、ポジティブな気持ちに導いてくれるので、寒さで気分が滅入っているときに取り入れてみてください。
また、抗感染や抗ウイルス作用も期待でき、ディフューザーを使って拡散するのがおすすめです。
レモン:フレッシュな香り
・科名:ミカン科
・抽出部位:果皮
・作用:強壮・抗ウイルス・抗炎症・抗菌・殺菌消毒など
・相性のいいオイル:ローズマリー・ペパーミント・フランキンセンスなど
・禁忌・注意:光感作があるので、皮膚につけた場合は直射日光に当たらないこと
お馴染み、レモンの香りです。
抗ウイルスや抗菌、殺菌消毒などが期待できるレモン。
また、集中力を高める効果も期待できるので、勉強や仕事のときにディフューザーで拡散するのがおすすめです。
ユーカリプタス:鼻がスーッと通るような香り
・科名:フトモモ科
・抽出部位:葉
・作用:去痰・解熱・抗ウイルス・抗感染・殺菌など
・相性のいいオイル:ローズマリー・ペパーミント・ラベンダーなど
・禁忌・注意:妊娠中の方は使用を避ける。刺激が強いので、敏感肌の方は注意が必要
呼吸器系に優れた効果が期待できる、ユーカリプタス。
室内殺菌効果も期待できるので、空気が乾燥する時期にぜひ使いたいオイルですね。
また、頭脳明晰や神経強壮の作用もあり、心身ともにリフレッシュすることができます。
エッセンシャルオイルのおすすめの使い方
ここでは、殺菌・抗菌に優れたエッセンシャルオイルを使用した、おすすめの使い方を紹介します。
トイレ床のお掃除や消臭に
・ペパーミント:10滴
・ティートゥリー:5滴
・ベルガモット:10滴
・無水エタノール:60ml
・精製水:140ml
・スプレーボトル
無水エタノールとエッセンシャルオイルを希釈して、そのあとに精製水を加えてよく混ぜてください。
トイレのお掃除に、手作りのアロマスプレーはいかがですか?
殺菌・抗菌効果の高い、ペパーミントやティートゥリーなどのエッセンシャルオイルを使用することで、ウイルス除去が期待できます。
また、スッキリとしたいい香りが持続するので、お掃除しながらリフレッシュすることもできますよ。
トイレだけではなく、玄関や靴の消臭スプレーとしても大活躍です。
キッチンの除菌に
・ペパーミント:8滴
・レモン:12滴
・タイム:5滴
・無水エタノール:20ml
・精製水:80ml
・スプレー容器
ウイルス性の食中毒は、冬に起こりやすいとされています。
キッチンの除菌はこまめに行いたいですよね。
感染症予防と殺菌に効果のあるレモンを母体とし、ペパーミントやタイムをブレンドすることで、抗菌作用が期待できます。
まな板や包丁に、除菌スプレーとしてお使いください。
三角コーナーや、ゴミ箱にシュッとスプレーするのもおすすめ!
こちらのスプレーも、1ヶ月を目処に使い切りましょう。
蒸気吸入で喉のケアに
・タイム:3滴
・ティートゥリー:2滴
・ベルガモット:3滴
・洗面器
・熱湯
洗面器に熱湯を入れ、上記のオイルを垂らして吸入します。
抗感染作用に優れたタイムが、喉の粘膜を優しく労ってくれますよ。
吸入のときは、頭からバスタオルをかぶることをおすすめします。
殺菌・抗菌作用に優れたエッセンシャルオイルのまとめ
殺菌・抗菌作用に優れたエッセンシャルは、まだまだあります。
今回は、手に入りやすいものを紹介しました。
自分が好きな香りを見つけて、生活の中に取り入れていけたらいいですよね。
あたたかくして、寒い冬を乗り切りましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。